イ・ミンギ、「自分の年齢に合うように役割を果たす俳優、人になりたいです」
2024.04.25 |
- MEDIA
Arena Homme+5月号にミンギさんのインタビュープレビューが掲載されていましたので皆さんにご紹介します。
<スタッフ翻訳>
イ・ミンギ、「自分の年齢に合うように役割を果たす俳優、人になりたいです」
©Arena Homme+
俳優のイ・ミンギが<Arena Homme+>を通じて新しいグラビアおよびインタビューを公開した。イ・ミンギは5月13日に初放映されるドラマ『クラッシュ(仮)』でKAISTを卒業した秀才警察「チャ・ヨンホ」役を引き受け期待を集めている。
イ・ミンギは『クラッシュ(仮)』の主人公「チャ・ヨンホ」の演技を準備しながら「無害さ」という単語に集中した。「ヨンホは刑事だけど、ナード(Nerd)なんです。「ナード(Nerd)」と言えば思い浮かぶイメージを探してみました。そしてある文を読んだのですが結論はこれでした。ナード(Nerd)美の本質は無害さにある。僕達が「ナード(Nerd)美」と言う時、漢字の「美」を使いますよね。自分の傾向をあまりにも表わしているのも実は害を与えることなのでしょうがそれではチャ・ヨンホは無害な人でなければならないと思いました。そこに中心を置いてキャラクター作りを始めました。」
この20年間様々な作品に出演したイ・ミンギは本人のセリフの中でどんなセリフが一番好きだろうか?「『恋愛の温度』に出てきたセリフなんですけれども。元々は台本になかったんですが撮影当日に監督が書いてくださいました。私が「おい! 解放だ!」と叫ぶ場面があります。実はその時ドンヒも、しばらくして『私の解放日誌』チャンヒも、今の僕も知っているのですが、解放はないんですよ。(笑)本当の解放はないけど一瞬でも解放感を感じるためにみんな何か続けるじゃないですか。そうして解放されると、人はまた安定感を求めます。安定感も結局どこかに入ってこそ感じられる感情じゃないですか。それではまた解放されたいし。その束縛がずっと繰り返されるだけなんです。インタビューをする今そのセリフが訳もなく思い浮かびますね。」
イ・ミンギは自身が考える「成功の基準」についても聞かせてくれた。彼は女優ティルダ・スウィントンがあるインタビューで言った「成功は自分をドアの外に置いておく必要がない時だと思う。自分自身の面倒を見ることができると感じること。 自分を隠す必要もなく、他の人に変装する必要もない時が成功したということだ」という言葉を引用し、このように付け加えた。「自分を包まず、ありのままにさらけ出せる人なら、成功する人でしょう。 僕もそうできればと思います。」
イ・ミンギにインタビュー最後の質問は「どんな人になりたいか」について尋ねた。イ・ミンギは物静かでしっかりした口調で答えた。「僕は平凡に年相応の人でありたいです。僕の年は僕だけの時間で流れるが、年の値は社会が要求する役割じゃないですか。結局、僕の年齢に合わせて役割を果たす俳優、人になりたいです。」
イ・ミンギの率直な姿を込めたグラビアやインタビューは<Arena Homme+>5月号で確認できる。
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